いよいよクリスマスですね。アメリカの行事で一番大きな行事はやはりクリスマスです。日本ではクリスマスはだいたいが子供たちにおもちゃ類をプレゼントしてクリスマスケーキを家族でいただく。そんな感じでしようか?今回もまたアメリカの一般家庭(私の家族の場合です)のクリスマスを紹介しましよう。今、現在は私の子供たちも成長していてクリスマスもなんとなく活気がなくなってしまいましたが、子供たちが幼かった頃のクリスマスを思い出して皆さんに紹介したいと思います。

ハロウイーンが終わったら(11月頃から)クリスマスの準備にかかります。まず子供たち(まだサンタを信じている年齢です)にサンタさんへ自分が何が欲しいか手紙を書かせます。子供たちはだいたい一人で10個から15個の品々のリストを作っています。その手紙は親がサンタさんに送るからとか言って子供から預かります。そして夫婦で秘密会議です。予算のこと、また流行の品物は早めにオーダーしたり。子供たちのリストの品々はほとんど揃えるようにします。子供たちが小さい頃はだいたいがおもちゃ類でしたのでそれほど予算はかかりませんでした。でも子供たちが成長してティンーエンジャーになると高価な品々が多くなるので欲しい物のリストは少なめになります。

さて、感謝祭も終わった11月下旬頃から外、室内のクリスマスの飾り付けに取り掛かります。外は夫の仕事です。梯子で屋根に上がったりするのでこれはやはり男の仕事でしようか。日本ではイルミネーションと言っているようですが、私たちはクリスマスライトと言っています。屋根から軒下へとお気に入りのライトを飾り付けます。クリスマスライトは毎年流行があるようで変わっためずらしい色や形のクリスマスライトがたくさんあります。室内のデコレーションは私と娘の仕事です。家族全員(おじいちゃん、おばあちゃん、犬も含めて)の名前入りのストッキングを暖炉にぶら下げます。クリスマスツリーは家族全員で飾ります。私の家ではツリーは一時期は本物の木を使用していたのですが(2メートルぐらいの高さの木でだいたい20ドルぐらいで買えます)木が古くなると葉が落ちてお掃除が大変なので今はイミテーションの木です。イミテーションの木は2メートルぐらいの高さで50ドル〜100ドルぐらいのお値段です。もちろん正価では買いません。かしこい主婦はクリスマスの後のセールで買うのです。クリスマスのデコレーション類はクリスマス後のセールでほとんどが50%オフか75%オフになります。このチャンスに翌年のデコレーション類を買い揃えるのです。でもたまには買ったのを忘れて(なんせ1年も経っているので)また同じ物を買ったりあるいは家のどこに置いたかを忘れて探せないという失敗もあります。
12月に入ったら益々忙しくなります。子供たちの学校でもクリスマスの行事が多くなりクリスマスソングのコーラス会や各クラスごとのパーテイー、また夫や私の職場でもクリスマスパーテイーやプレゼント交換、パットラック(それぞれ1品料理を持ち寄ってのランチ)などがあります。クリスマスプレゼントは子供たちだけではありません。家族全員そして友人や職場へのプレゼントも用意します。
いよいよクリスマスイブです。日本ではこの日はパーテイーが多いようですが、アメリカではクリスマスパーテイーはほとんどがクリスマス前に終わっています。イブは家族で静かに過ごします。またクリスマスイブは家族で教会に行きます(私の家族は行きませんが)さあ夜の9時になりました。子供たちのベッドタイム(寝る時間)です。その前に子供たちはサンタさんが訪ねて来た時、きっとスナックが欲しいだろうとお皿に5,6枚のクッキーとグラスにミルクを入れて暖炉の前に置いてから寝ます。子供たちは明日がクリスマスということで興奮してなかなか寝ません。11時頃にやっと寝付いた様子。さあこれからが私と夫は忙しくなるのです。いかにもサンタさんがプレゼントを持ってきたかのようにプレゼントをクリスマスツリーの回りに置きます。音をたてないようにコソコソと行動します。子供たちが置いたクッキーもいかにもサンタさんが食べたように3個ぐらい食べて回りにクッキーのクズとかも散らかして(演出に苦労します)ミルクも飲みたくないのにがまんして飲んでグラスを空にして置きます。やれやれこれでどうにか終了。私と夫は12時頃床につきます。
12月25日朝6時。夜遅く寝たはずの娘がやはり一番先に起きています。私たちのベッドルームに駆け込んで来て「ダァデイー、マーミー、見て、見て、サンタさんがいっぱいプレゼントを置いてったよ〜」(英語です)と興奮気味で報告に来ます。私たちも「エ〜ホント〜?」とか言いながらクリスマスツリーの回りに置かれたプレゼントを見て驚きの演技をします。(ヤレヤレ親も大変だね〜)家族で騒ぎながらでプレゼントをオープンします。軽い朝食の後は午後のクリスマスデイナー(夕食会)の準備にかかります。感謝祭は七面鳥を焼いたのでクリスマスはベイクハムと決めています。午後の5時頃夫の両親も加わってクリスマスデイナーです。クリスマスはやはり感謝祭と同じで家族が集まりワイワイガヤガヤおしゃべりをしながデイナーを頂きます。そうそう言い忘れましたが私の夫はクリスマスの日に子供たちが目を輝かせてプレゼントに飛びつく姿を見るのを唯一の生きがいにしているような男です。
子供たちはいつ頃からサンタさんの存在を信じなくなるのか?息子は大人になってから私に言っていたのですが、小学校5年生頃サンタの正体が分かったそうです(ボクはだいぶ遅かったと笑っていましたが)どうしてそれが分かったかというと、私がクリスマスイブにいつものようにこっそりとプレゼントをツリーの回りに置いた後写真を撮ったらしい。(ぜんぜん記憶にない)息子はそのプリントした写真(しかもプレゼントといっしょに夫が写っていたらしい)を見てサンタの正体は親だと分かった!と言っていました。そのショックを誰にも言わずにじっと一人で耐えたとのこと。娘は違います。娘が小学校3年生ぐらいだったと思います。クリスマス2,3日前だったかな?家に入ってくるなり(プンプン怒っていました)「マーミー、知っているんだよ。自分は知っているんだからね。プンプン」「何を知っているの?」「知っているんだよ!」「だから何を知っているの?変な子だね〜」「サンタさんは本当は居ないんだってね。サンタさんはダァデイーだってね?」「誰がそんなこと言ったの?」「ジャサリンよ(隣の2歳上のヤナワラバーグアー)」「ジャサリンが何を言ったか知らないけどマーミーはサンタさんの存在を信じているよ。」それでも娘は不服そな顔をしていました。娘はこの日は一日中ずーと怒っていました。今考えるとこのサンタの正体を知った日から子供たちは大人に一歩一歩と近づいていくのでしようか。
メリークリスマス!!!(フロリダより愛を込めて)
posted by くめじまたいむ通信員 at 22:44|
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フロリダ(米)モートン朝子通信員
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